あなたのお酢選びは大丈夫?

目的にあった酢を選ぶ!酢の特徴・効能を知る

酢の豆知識>日本人の酢の起源はやっぱりお寿司です!!

【日本の酢の起源と歴史】



日本へ米酢の醸造技術が中国から入ってきたのは
古墳時代・弥生時代頃です。
酢はお酒が変化したもので、海外で偶然に発見されたものですが、
日本人も、酒をほっておくと変化して、すっぱくなり
酢になるという事は、早くから知っていたようです。
645年のころには、酢を造る官職もあったようです。

酢は日本の食文化に関連が深く、
奈良時代にはすしやさしみの調味料として、
上流階級で食されていたようです。
しかし酢は、漢方薬や薬の要素が強いものでした。

平安時代には果実酢なども作られるようになり種類が増え、
室町時代には酢味噌など料理の味付けにも使われるようになりましたが、
まだまだ上流階級のものでした。
酢は、江戸時代になってから、普及し始めました。

お酢が、江戸時代になってようやく庶民の手に届くようになったのは、
酒粕が安くそれから作られた米酢が
味噌・醤油と共に普及し始めたからです。
当時はすしが流行っていました。
といっても握りずしではなく、
ご飯にお酢を混ぜて作る「押しずし」が中心だったようです。

ちなみに酒粕による粕酢ですが、現在は酒粕の値段が高く、
貯蔵熟成発酵管理も大変なので、粕酢は高級品になっています。


<すし酢>




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