あなたのお酢選びは大丈夫?

目的にあった酢を選ぶ!酢の特徴・効能を知る

酢の豆知識>お酢の起源と歴史・出来たのは偶然だった?

【酒から生まれた酢】



酢は、体に良い調味料として、現代とてももてはやされていますが、
酢の健康効果は、古代エジプト時代から認められていたようです。
あのクレオパトラも、健康のために、お酢を愛用していたといいます。
クレオパトラと真珠の話は有名ですね!!

ところで、その酢の歴史といいましょうか、起源は「偶然」だった
といって、良いと思います。 つまり、お酢は偶然、出来てしまったのです。

神殿にささげていたお酒が、時間がたつうちに発酵してしまった。
それをこっそり飲んでみた人が、すっぱくなっているのに気がついた。
と言うわけです。
天然の酢の出来上がりです。

日本でも、日本酒が偶然酸化して酸っぱくなったことで、
お酢は、発見され、作られるようになったようです。

このように酢は、お酒が菌によって変化して出来るもので、
お酒との関連性が強く、お国柄もでます。

例えば、フランスでは、ワインが主流ですが、ワインから出来た酢が
ワインビネガー(すっぱいワイン)

日本では、日本酒が主流なので、米酢なのですが、
漢字を見ると、酒と酢は、同じ部首を使用していることから
関連性が、よく分かれます。

人々が意図的に酢を作り始めたのは、紀元前5000年ごろです。
バビロニアの人々はナツメヤシやぶどうの酒から酢を作っていたようです。
中国でも梅から酢をつくり、漢方薬として使っていたようです。
酢は、病気の治療や病後の体力の回復に役立てられていましたが、

病気の予防としての効果も期待されていました。
それは、冬場の野菜不足からくる壊血病の予防です。
壊血病はビタミン不足によるものですが、
お酢に野菜をつけることで、野菜が腐らず保存できる事を利用し、
野菜の取れない時期や、航海に出たときのビタミン不足を
補う効果や知恵を昔の人はもっていました。


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