あなたのお酢選びは大丈夫?

目的にあった酢を選ぶ!酢の特徴・効能を知る

酢の豆知識>お酢とお酒と国民性の密接な関係とは?

【酢はお酒と国民性に密接な関係が】



酢の歴史(起源)でご紹介したと通り、
酢はお酒がある種の菌によって発酵し、出来たものです。
ですので、酢とお酒は、密接な関係があります。
その菌は、酢酸菌です。
酢酸菌は、アルコールが大好きで、40度くらいの高温で、
活発に働きます。
ちよっと、油断して、お酒を温かいところにおいておくとすぐに、
お酢に変わってしまうのです。

そんなわけで、お酒と、お酢は、密接な関係があります。
それは、ワインビネガーがワインからできたもので、
すっぱいワインといわれたり、
日本の酢という漢字が、酒と同じ部首で出来ていることでも
わかるると思います。

このようにお酢とお酒に関係があると同時に、
国民性に通じるものがあります。

例えばフランスやイタリア、ポルトガルなど
ワイン好きの国の酢といえば、ワインビネガーです。
ちなみにワインと白ブドウ果汁を煮詰めると
バルサミコ酢が出来ます。

日本人の国民性は、日本酒で表せると思いますが、
それから出来た酢は米酢・粕酢などの穀物酢です。
同じように、イギリス、ドイツ、アイルランドなど
ビールの好きの国民の国で出来た酢は、
ビールの酢・モルトビネガーです。

アメリカは意外ですが、りんごから出来たりんご酢が中心です。
ちなみにりんご酒を蒸留して出来たのが、ブランディの一種
カルバドスです。
ブランティと白ワインをあわせて出来たものが、
シェリービネガーです。

この様にして、お酢はお酒から出来るので、
野菜にしろ、果物にしろ、どんな材料でも、お酒ができてしまえば、
お酢は、必ずできるので、最近は面白いお酢も出回るようになりました。


<お酢とお酒>




↑ PAGE TOP